罰則規定の知識

罰則規定

とある建築設計事務所がマンションなどの構造計算書を偽造する事件がありました。
有資格者とはいったい何なのか、議論も繰り返され、一般社会にまで
「一級建築士」が悪い意味で日の目を浴びてしまった事件でした。


しかし残念なことに、実のところあの設計事務所だけでなく、
軽い法律違反というのはたくさんあります。納戸には窓がないので
勝手に子供部屋にしてしまってはいけません。


マンションのベランダは公共スペースで、かつ避難経路になっていますので、
小さなものでも、すぐに動かせないような物置を置いてはいけません。


信号無視とひき逃げのどちらが悪いのか、という議論になってしまえばどうしようも
ないのですが、軽いも重いも罪は罪です。ただ耐震偽装については、一世一代の思いで購入した人たちの切実な生活がそこにありましたので、大きな事件となってしまいました。


建築基準法には、ちゃんと罰則規定があります。たとえば・・・


◆違反建築物に対する命令違反

◆建築士の設計によらない建築物の工事

◆工事監理者の定めのない工事

◆無確認建築物の建築

◆検査済証無しの使用

◆工事現場の危険防止無措置


などなど。難しい言葉で書かれていますが、当たり前のことばかりです。
そして罰則内容として資格の停止・取り消しや、罰金の額が記されています。
かの耐震偽装事件では、国土交通省は・・・


「危険な建築物を設計した建築士に対する建築基準法の罰則」
を現行の罰金50万円以下から大幅に引き上げることを決めました。
資格の剥奪もされ実刑判決となったのは衝撃でした。


生活のための仕事とはいえ、建築士としてのプライドをなくした法律違反は重罪です。

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